お知らせ
四国初の(※1)アクアポニックス型植物施設工場事業を担う株式会社あなぶきアクアポニックス設立のお知らせ
2025.11.28
株式会社穴吹ハウジングサービス(本社:香川県高松市/代表取締役社長新宮章弘)は、持続可能な循環型農法を活用したアクアポニックス型植物工場事業のさらなる発展と地域貢献を目指し、2025年11月28日付で新会社「株式会社あなぶきアクアポニックス」を設立いたしました。
当社は、株式会社プラントフォーム(本社:新潟県長岡市/代表取締役CEO 山本祐二)と提携し、香川県さぬき市鴨庄にて四国初となるアクアポニックス型植物工場『あなぶき鴨庄プラント』を開設し、2025年11月より事業を開始しております。今後は新会社に事業を移管し、専門性を活かした運営体制を構築することで、さらなる事業拡大と地域への貢献を目指します。

■会社概要
社名:株式会社あなぶきアクアポニックス
所在地:香川県さぬき市鴨庄2949-3(旧さぬき北幼稚園内)
設立日:2025年11月28日
代表者:代表取締役社長香西秀紀
資本金:1億円
事業内容:アクアポニックス型植物工場の運営・農水産物の生産・販売
■事業概要
アクアポニックスは、魚の排泄物をバクテリアの働きで植物の栄養分へと変換し、養分を吸収した水を再び養殖水槽に戻すことで、水の使用量を従来の農業と比べて9割以上削減できる、環境負荷の少ない循環型農法です。生産品目は、高品質なイチゴ(品種:よつぼし)とコチョウザメ。イチゴは地域の特産品化や新たなブランド創出を目指し、コチョウザメはキャビア生産など付加価値の高い農水産物の生産・販売に取り組みます。苗の定植数は最大1,600株、収穫量は約450パック/月、コチョウザメの稚魚導入数は初回約800匹を想定しています。これらの数値は現時点での計画であり、今後の事業拡大に伴いさらなる増加を予定しています。
本事業は、当社が幹事団体を務める、かがわDXLab※の官民で構成する「循環型農法を活用した地域活性化ワーキンググループ」において、施設設置場所や栽培品目の選定などを進めてまいりました。行政と連携した廃校の有効活用と持続可能な農法を通じて、地域経済の活性化や雇用創出、教育プログラム構築を目指します。
※かがわDX Labは、香川県内を一つの生活圏として、デジタルによる地域課題解決を通じたまちづくりに取組む官民共創のコミュニティです。
■今後の展望
今後は観光資源や教育プログラムへの活用も視野に入れ、地域に新たな価値を提供してまいります。グループ内
シナジーを活用した6次産業化の推進や、地域産業の振興にも貢献してまいります。
※1…当社調べ(2025年11月28日時点)
















