愛媛県松山市:O様

楽しくしあわせに暮らすために、
できること。

3年ほど前、道路拡張に対応する専門委員会を立ち上げて委員に。住民への理解・合意形成を図りながら、交渉を続けています。

2017年6月の総会から理事長を務めています。理事長になったのは順番でもあるのですが、中の川通り線という市道の拡張工事計画と関係しています。理事長・理事は1年交代ですので、経緯がわからなくなります。そこで3年ほど前から、マンションで専門委員会を設けて、そこに最初から私が入っておりましたところ、今年が理事の役回りでしたので、「あなたしかないでしょう」と推され、理事長となりました。
専門委員会に入った理由は、マンションは集合住宅であっても、「自分の一戸の財産」という考えがあり、それをどのように守るかに関心があったからです。人に任せるのではなく、自分で見定めたいという意識がありましたので、委員会に入りました。
道路拡張の話は、マンション建設当初から計画がありましたので、敷地にかかることはみなさん理解しています。ただ、松山市の方針として自転車道路を設けることになって、当初より道路の幅が広がるようになりました。当初の計画では、分譲した穴吹興産さんの計画どおりで良かったのですが、計画以上に道幅が広がり、駐車場・駐輪場にまで関係してくるようになってきましたので、松山市と交渉しています。
対外的な交渉とともに、マンション内の調整も難しいですね。委員会は理事会の下部組織です。そして、理事会は毎年、代わりますので、代わられた方には、一から説明しなければなりません。総会でこれまでの経緯もお話していますが、改めて説明しても、細かくはわからない……そこで、専門委員会が主体的に動くのですが、あくまでも理事会の下部組織であるというジレンマです。
いまは、私が理事長を務めていますので、少しは楽になりました。就任後、臨時総会を開いて、道路拡張のテーマだけで住民に説明しました。少しは、みなさんにおわかりいただけたと思っています。

当初から計画されていた道路拡張問題は、専門委員会が主導して対応しています。JRが高架となって西側に移動し、道路は自転車道も整備されます。その関係で、駐輪場や駐車場も狭くなることとなり、松山市と交渉中。6年後に完成する見通しです。

住民一人ひとりが「このマンションは、自分たちの財産」という意識を強く持っていただくことが大切。

道路拡張以外については、入居した10年前とは家族構成が変化してきていますので、自転車を主体に使っていたのが、自動二輪になって、置き場所がなくなっています。自転車置場は、一戸に1区画ありますが、バイク置き場は17台分のところ、すでにバイクは19台あります。この問題は、前年の理事会からの継続審議事項となっています。管理規約で決められていることもありますので、総会を開催して変更しなければなりません。
入居した当初の一番の問題は、お客様駐車場の運用が大きな問題でした。それがだんだん落ち着いてきて、今度はバイク置き場です。今後、住民の年齢が上がっていきますので、また別の問題が起こるし、世の中の動きに合わせた問題とか出て来るでしょう。
たとえば、自動車がEV化したときに集合住宅でどう対応するかなどです。問題に直面したら話し合いは始まるのですが、74戸をまとめるとなると難しい状況です。今回のように、専門委員会を作るのは、うまくいきそうな例といえるのではないでしょうか。問題があれば、小さい組織である専門委員会が対応するというように、小さなコミュニティを作って対処するのがまとまりやすいのではと思っています。
あくまでも、このマンションは74戸の財産です。一戸建てであれば、一戸の人が管理すればいい話ですが、集合住宅の場合、大きい建物の管理には専門知識が必要です。あなぶきハウジングサービスさんが、これまでの経験や実績でお手伝いしているという感覚を、みなさんが持ってくれれば、もっと動きやすいと思います。住民がお金を払っているから、管理会社がやって当然という意識でいると、先に進めなくなってしまいます。あなぶきハウジングサービスさんの役割と、我々の理事会及び住民が、うまい具合に噛み合ってくると、もっと良くなるのではないでしょうか。
理事長として、あと半年。役目を終える時、住民の方には、マンションは自分たちの財産として意識を強く持っていただければと最後にお伝えしたいと思っています。

「防災訓練について、担当の小松さん(写真左)から、お話をいただきました」とO理事長(写真右)。提案は春だったですが、火を使う機会が多い冬に行いたいということで11月に開催。「急にポンプが故障した時や駐車場のクルマのライトが点いたままになっていた時も、あなぶきハウジングサービスさんはすぐに対応していただき助かりました」。