
焼酎づくりで生まれる焼酎粕を燃料へ変える
焼酎バイオエナジー
地球環境に
やさしいテクノロジー
焼酎づくりで生まれる焼酎粕を燃料へ変える
地球環境に
やさしいテクノロジー
焼酎づくりが盛んな宮崎県では、焼酎の製造過程で発生する焼酎粕の処理が問題となっています。
この問題を解決すべく、あなぶきグループは宮崎大学と連携し、焼酎粕を再生利用するプラントを開設。
焼酎メーカーにとっての高額な処理コスト負担の軽減と、
地球環境にやさしい焼酎粕の処理を実現しています。
焼酎の製造工程で発生する焼酎粕を再利用し、
CO2排出量を増加させないエタノール燃料と土壌改良材に変換させる
地球環境にやさしいテクノロジーです。
焼酎の製造過程で発生する焼酎粕(焼酎蒸留粕)
の処理設備のないメーカーは、産業廃棄物処理
業者に依頼する必要があり、処理コストの
収益圧迫が大きな課題に。
海洋投棄
環境・コストの両面を考慮した処理が必要
宮崎大学とあなぶきグループは、焼酎の製造過程で発生
する焼酎粕を廃棄するのではなく有効利用できないかと
共同研究に取り組んでまいりました。
そしてその成果を踏まえ、工場が完成しました。
宮崎大学と
連携開設
焼酎蒸留廃液と芋くずなどの焼酎バイオマスを原料として、
蒸留廃液に残存している酵素及び酵母を利用した再発酵、多段精留減圧蒸留による
エタノール蒸留、フィルタープレスによる固形分離を行うことにより、
CO2排出量を増加させないカーボンニュートラルな燃料であるエタノール燃料と
土壌改良材を製造します。
さらにこの製造工程の燃料として、製造したバイオマス燃料を使用します。
エタノール燃料ボイラー
土壌改良材
あなぶきグループは、住まいづくりや街づくりをはじめ、暮らしにまつわる
さまざまな事業に取り組んでいます。
暮らしから、人と地域のもっとわくわくする未来をつくることで、
SDGsのめざすサステナブルな社会の実現に貢献していきます。
SDGs(Sustainable Development Goals)とは2030年に向けて世界が合意した
「サステナブル(持続可能)な開発目標」。17の目標と169のターゲットから構成されています。